500円で始めるMTG
何の制限もなくデッキを組んでゲームをすると、昔からやっている人と新しく始めた人とで「持っているカードの量の差」が顕著に現れてしまい、「古参=強い」というつまらないゲームになってしまう。これを解消するため、トーナメントでは「ここからここまでの範囲の中のカードだけでデッキを組む」「使用してはいけないカード(禁止カード)を指定する」といったルールを決めてデッキを作る。この「どのカードが使えてどのカードが使えないか」に関する取り決めや「どのようにデッキを作り対戦するか」に関する取り決めを総称して「フォーマット」という。 ――MTGwikiより
今回はスタンダードというフォーマットにpauperというフォーマットを足した、スタンパウパーについてご紹介します。
- スタンダードとは?
最近のカードしか使えないフォーマット。具体的には、
タルキール覇王譚
運命再編
タルキール龍紀伝
マジックオリジン
戦乱のゼンディカー
ゲートウォッチの誓い(2016年1月22日発売予定)
の6つ。(11月25日現在)
スタンダードで使用できるカードにはローテーションがあるので、今後古い順から使えなくなっていきます。
- pauperとは?
コモンカードのみ使用できるフォーマットのこと。
コモンカードは基本的に安いのですが、普通のpauperだと昔のカードも使えます。そのため一部の強力なコモンはそこそこの値段がします。
- スタンパウパーとは?
名前の通り、スタンダードのコモンカードのみ使用可能とするフォーマットです。
もちろん公式大会ではこんなフォーマットは使われません。(一応スタンダードの大会には出場できます。)
- 本当に500円?
単色で組むと、スタンダードで使用できるコモンカードかつ赤いカードのようになり、更に狭いカードプールになってしまいます。
2色のデッキを使うことにしましょう。
基本土地はほとんど価値なし。mtgやってる親切な人に貰えばタダですが、
20枚×5円=100円
でしょうか。
今のスタンダードには2色コモン土地が存在するので使わない手はありません。
アグレッシブなデッキを組むのであれば、スタンパウパーのフェッチこと「進化する未開地」を採用しましょう。(わずかにデッキ圧縮できます。)
4枚×10円=40円
ここまでが土地です。速くも遅くもない普通のデッキであれば土地の適正枚数は24枚と言われています。
その他
36枚×10円=360円
クリーチャー枚数は18枚、クリーチャーでない呪文は18枚が適正枚数と言われています。しかしスタンパウパーでは全体除去のような強力な呪文がほとんど無いため、多少弱いクリーチャーでも殴り続けることが大切だと考えます。
したがってクリーチャーは、22枚~26枚程度かと思っています。
合計:100円+40円+360円=500円
さあ、君もスタンパウパーを始めよう!